かつて養蚕業が盛んで「桑都」と呼ばれ、今でも桑との深い繋がりがある八王子。 そんな八王子で誕生した桑ストールを長くご愛用いただきたい!という思いを込めて、簡単なお手入れ方法をご紹介します。

簡単!創輝桑ストールの正しい洗濯方法

クリーニングについて

ストールを洗いたい場合は、クリーニング店でドライクリーニングをお願いするのがおすすめです。 ストールに極力ダメージを与えないよう配慮し、綺麗に長く使えるように洗う技術は、やはりお洗濯のプロであるクリーニング店さんにはかないません。ですが、お店に行く時間が取れない、という場合もご安心ください。創輝の桑ストールは、ご自宅で手洗い洗濯していただくことが可能です。

自宅での洗濯方法~手洗い洗濯~

ご自宅で手洗い洗濯をする場合は、これからご説明する手順に沿って行ってみてください。 力を込めてゴシゴシ洗わなくても十分汚れを落とすことができます。ぜひ「やさしく」洗ってください。

使用する洗剤について

ご自宅で洗濯する際に使用する洗剤は、おしゃれ着用の「中性洗剤」を使いましょう。 粉末洗剤よりも液体洗剤の方が水に溶けやすいため、おすすめです。

手洗いでの洗濯手順

まず初めに、洗面台やバケツに水をはりましょう。そこに中性洗剤を入れて軽く混ぜ、溶かします。 折りたたんだストールを水に浸し、優しく押し込み内部まで水を浸みこませます。 そのまま優しく押し洗いをし、極力ストールに負荷をかけないようにしましょう。 よく洗い終えたところですすぎをします。 バケツ(洗面台)の水を新しいものに換え、洗剤が落ちるまですすぎましょう。 洗剤のぬるっとした感じが無くなった所で、お好みの分量で柔軟剤を入れましょう。

脱水方法

最後に脱水をします。 今回はタオルを使用するタオルドライの方法をご紹介します。 バスタオルなどの大きめのタオルにストールをくるみ、軽く押したり、丸めたりして、ストールの水分をタオルに移します。

干し方について

水が滴らない程度までタオルドライをした後は、ストールを干します。 ストールを広げ、両手で軽く引っ張り、シワを伸ばします。 物干し台や椅子の背もたれの部分などを使い、タオルドライに使用したタオルとストールを2重にして干します。 この時タオルと一緒にWの形になるように干しましょう。 こうすることで、ストールの糸寄りによるヨレを抑えることができます。 日頃のちょっとしたお手入れで長く使っていただける、桑ストール。 今までお手入れはしていなかった!という方はぜひお試しください。

【桑都八王子産】創輝桑ストールとは?

創輝桑ストールは、八王子の伝統工芸「多摩織」と、桑「創輝」とのコラボレーションで生まれた、こだわりの一品です。 創輝桑ストールを織りあげてくださったのは、「澤井織物工場」の澤井伸様。 澤井織物工場様は八王子市内で創業100年以上の歴史を持つ老舗の織物工場です。 澤井様は「卓越した技能者”現代の名士”」として2018年に厚生労働省から表彰。また2021年には「黄綬褒章」を受章された素晴らしい職人さんでもあります。
澤井様出演の動画をみる
■【桑都物語】多摩織の第一人者に訊く!桑ストール制作秘話【祝・日本遺産認定】
そんな澤井様と共に素材からこだわりぬいて創り上げた「創輝桑ストール」。 少しでも長くきれいにご使用いただけるよう、今回ご紹介させていただいたお手入れ方法をお試しいただければと思います。

まとめ

いいものを長く使っていただきたい、という想いで今回ストールのお手入れ方法をご紹介させていただきました。 多摩織の創輝桑ストールで使用している桑は、実は食用に開発された特別な桑です。 ストールに使用する以外にも食品として販売しております。 桑「創輝」については、下記の画像リンクよりご覧ください。    

桑品種「創輝」は、食用の桑として55年の歳月をかけ誕生した、特別な桑です。

動画を見る:創輝桑ストールの洗濯方法

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